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CindⅢ site

うつ病ADHDフリーライターのクズがクズに寄り添い生きづらい世の中をなんとか生き抜いていくためのブログ

恋愛することが怖い。『恋愛障害』のわたしとあなたへ

雑談 書評なのかなんなのか

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元彼と別れた直後のカウンセリングで、

「人と恋愛することは怖いと思いますか?」

と聞かれた。

わたしは少し悩んで、大丈夫ですと答えた。

でも、今になってふと思ってしまったのだ。

わたしは人と恋愛することが怖い。

  

「そのままでいいんだよ」が怖い

「今のままが好きだよ」

「自然体でいてくれればいいよ」

「笑っててくれればいいよ」

そう言ってきた人は、全員わたしを振った。

もう好きじゃないとか、わたしと付き合ってるのがきついと言った。

普通にしていればしているほど、大好きな彼氏はわたしへの愛情を失くしていった。

わたしは鈍感だからそれに気付けなくて、おかしいな?もっと頑張らなきゃ!ともがく。そして相手はわたしの頑張りを更に負担に感じる。

そして振られる。振られてきた。

「そのままで」よくなかった。改善の余地もくれなかった。ごめん、ごめんと言いながら、彼らはわたしを振った。

「そのまま」のわたしが好きだと言った人は、みんな「そのまま」のわたしを好きじゃなくなった。

わたしは、そのままじゃ好かれない人間らしい。それをまざまざと突きつけられるのはもう嫌だ。怖い。

役割か理想の姿を与えてほしい。

それか、「そのまま」じゃしんどくなったときに改善の余地がほしい。いきなり振られるのが、怖い。

 

温度差が怖い

わたしは付き合っている状態の彼氏という存在に冷めたことがない

だから人を振りたくなるこころが分からない。自分を愛してくれる人を好きじゃなくなれる意味が分からない。

いつも、いつの間にかわたしだけが彼氏を大好きなのだ。彼氏を世界一幸せにしたくて、わたしがいるだけで大丈夫って思えるくらい、不安を取り除いてやりたいのだ。

でも、なぜか相手がいつも冷める。

相手の方から好きですと言ってきてくれたのに、冷める。まずそれが理解できないので、怖い。

相手が冷めてきた状態に気付かず、あれこれ工夫と試行錯誤を重ねるのは、精神的にも肉体的にもとてもつらい。

相手が「もうこいつには説明する価値がない」と思っているから、自分の考えていることを説明してくれないのだ。

でもわたしは察することが苦手だ。言ってくれないと分からないし、言葉の裏が読めない。

すごく、つらい。

同じことを経験するのが、怖い。

新しい一歩を踏み出すのが怖い。

 

人を信じるのが怖い

最終的にはここに行き着くな、と思った。

わたしは、人の言葉を信じるようにしてきた。ちゃんと受け取るようにした。疑わないようにした。子供の頃に上手くできなかったコミュニケーションは、相手の言葉を信じることで乗り切ってきた。

でも、人の言葉にはたびたび裏があるらしい。

字面通りの受け取り方しかできないタイプのコミュ障のわたしには、なかなかしんどい事実だ。

その人を信じることができなくて、怖いから、発した言葉だけは相手に責任をかぶせて信じてきたのに、そんな作業はせずに裏側を察しろという。

それってその人のこと信じてないとなかなか難しい。信頼関係が築けてないと難しい。

信頼関係ってどう築くんだっけ。分からなくなっていた。怖い。

 

『恋愛障害』

わたしは、トイアンナさんの著書『恋愛障害』の中に出てくる恋愛障害の人そのものだな、と思った。

女性の恋愛障害、男性の恋愛障害についてケーススタディを用いながら解説していて、最終章には恋愛障害から脱出するエクササイズが具体的に書いてある本で、恋愛するのが怖くなってしまっているわたしのような人にはぴったりだ。

本書では「どうして普通に愛されないのか?」をテーマに、

  • 短期間で別れを繰り返してしまう
  • 浮気や不倫を繰り返してしまう
  • DVを受けてしまう
  • DVをしてしまう

等々、わたしに心当たりのあるケースもないケースもとりあげてあった。どれも具体例を出して話されることで、なるほど、と当事者心理がすとんと腑に落ちる。

共通するのは、恋愛障害の根っこにあるのは「寂しさ」だったり、もっと深掘りすると「幼少期のトラウマ(までいかなくとも、できごと)」だったりするということ。

『恋愛障害』には、この持っているだけで辛くてどす黒い寂しさを少しでも小さくするためのエクササイズが、具体的にいくつも載っている。

  • 手紙を書く。書いた人になりきって返事を書く(期待する内容ではないかもしれない)。またそれに対する返事を書く。それの繰り返し。
  • 大袈裟すぎるくらいに自分を褒める(例文が多すぎるくらいあって笑えてくる)。

少し負荷がかかるエクササイズだけど、やりたくなってくるのが不思議。

わたしは恋愛が怖いとやっと認めることができました。

次はこの本で紹介されているエクササイズをやってみて、時間をかけて自分を癒していきたいです。

エクササイズを全部書くとネタバレになっちゃうので、買って読んでみてね。

今はまだ、怖いと思ってしまうけど。

きっと恋愛が怖くなくなる日がくると信じて。

 

おまけ

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『恋愛障害』の著者トイアンナさんは、うつ状態に苦しむわたしを見て、Amazonほしい物リストからギフトをたくさん送ってくれました。お礼なんていいですよと言われてしまっているのですが、どうしても言いたいので、改めてお礼させてください。

トイアンナさん、ありがとうございました。

(トイアンナさんのブログ→トイアンナのぐだぐだ)

 

Cyndi.