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CindⅢ site

うつ病ADHDフリーライターのクズがクズに寄り添い生きづらい世の中をなんとか生き抜いていくためのブログ

捨てられたほうが、よかったはなし

休職日誌

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休職、72日目。

 

11月9日。会社の経費でインフルエンザの予防接種を受けてきた。今年のは痛いと聞いていたけれど全然そんなことなかった。はてさて。去年は予防接種のあとに具合悪くして寝込んでしまったから心配していたんだけど、運が良かったのか痛みに鈍くなったのか。


そのあと、すごくつらいことがあった。
無価値感をここまで感じたのは、23年半生きてて初めてだった。
泣きに泣いて目を腫らして、私は眠った。

 

数時間後、大学の同期のハルと連絡がとれた。ハルは私と出席番号が近くて、真面目なのか不真面目なのかよく分からないけど、価値観が似通うところもあって、おしゃべりがいつも弾む。彼女は大学を留年して今4年生をやっている。一緒にいろんな話をした友達だ。自分のことを友達が少ないとよくいうけれど、その少ない友達の中に是非わたしが入っていてほしいと思う。

ことの一部始終を打ち明けずにいられなかったわたしをハルはひどく心配してくれて、研究室が終わったあとに会ってくれた。少し散歩をして、古き好き喫茶店に入った。彼女はケーキを、わたしはいちごサンデーを頼んだ。

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個別に会計をして、駅までハルを見送った。お礼を何度も言って、笑顔でバイバイした数秒後にわたしは泣いていた。行きはハルに合わせて押していった自転車に、途中まで乗れなかった。

ハルはわたしを心配して、もっと一緒にいてあげればよかったごめんと言った。頑張って涙を止めて、自転車に乗って帰った。

ありがとう。

 

そのあと、わたしの死にっぷりを気にしてくれた別の友人(ご近所さん)が、肌寒い中歩いてうちまで夜中に来てくれた。簡単なものから本当に訳の分からないトランプマジックまで10個も20個も見せてくれて、わたしがキャッキャ喜んでいるのを見て笑った。貧乏学生の特技だよと。仕方ないなあと、わたしも笑って500円玉貯金箱を開けて、2枚チップを渡した。

何でも解き明かしたくて、理学部に入ってDNAの研究までしていた人間だけど、ミッキーの中身とマジックのタネだけは知りたくない。ずっとずっと素直に喜んでいたい。
わたしにとっては、表面だけすくい取って喜びたいと思うものが、エンターテイメントなのかもしれない。

でも本当は、マジックよりも、一緒にこたつに入ってくれたことが嬉しかった。

ありがとう。

 

 

 

カードマジック事典

カードマジック事典

 

 

 

 

 

ふたりのおかげでわたし、1ヶ月近く経って当時のSNSのログを見返すまで、傷ついたことをすっかり忘れられてました。そしてわたしは思い出し泣きもしていません。

ありがとう。ありがとう。ありがとう

 

Cyndi.