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CindⅢ site

うつ病ADHDフリーライターのクズがクズに寄り添い生きづらい世の中をなんとか生き抜いていくためのブログ

一枚の布を着る可能性を知る。MIYAKE ISSEY展@国立新美術館に行ってきました

行ってきた・やってみた オフ会レポート

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東京・六本木の国立新美術館で開催中の『MIYAKE ISSEY展 三宅一生の仕事』に行ってきました!
日本のデザイナー三宅一生(みやけいっせい)氏の作品を集めた展覧会です。イッセイミヤケって言った方が通じるかな?
 
わたしは現代アートやファッション、サイエンス系の展示が大好きで、学生時代は1人でよく美術館や博物館に足を運んでいました。
学生という便利な身分を失ってからは、地味にチケット代が高い展覧会からは自然と足が遠のいてしまっていて……
久しぶりの美術館でした。大満足。
 

国立新美術館2Fへ

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国立新美術館は、東京メトロ千代田線乃木坂駅6番出口に直結しています。
「新美は六本木」というイメージがありますよね。それは罠です。
 
1Fではルノワール展が大盛況。
イッセイミヤケに会いたい人はもう1階分階段を上り2Fへ。
 
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入場にはこちらを使いました。
 
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3月に届いた障害者手帳。
これを見せると展覧会の入場料が割引になることがあります。
三宅一生展では障害者と付添1名のチケット代が無料になりました。
(※会場や展覧会によって変わります、要確認)
 
せっかくなので、就活帰りのおしゃれブロガーいわたくん(id:kota04)を連れて行ってきました!
 

おしゃれブロガーいわたくん

いわたくんは元古着屋店員のファッションブロガー。
事前リサーチばっちりなお買い物同行サービスやTシャツを売ってたりする。
そんな服好きの彼ならイッセイミヤケも好きなはずだ!
そしてわたしは人のウンチクを聞くのが好きだ!
隣で解説してもらおうじゃないか!
 
シンディ「いわたくんは三宅一生は好きかね」
いわた「1着も持ってないですね」
 
( ゚д゚)
 
初めて会うのが美術館ってなんか面白いですね、といわたくん
身長の割に圧迫感のない、良い意味でフツーのゆるふわ大学生でした。
超良い子。また遊んでもらおう。笑
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※画像はイメージです
 

入場!三宅一生の仕事を紐解く

 

入場後すぐのSECTION Aでは、比較的初期(70年代〜)の服が展示されていました。
横尾忠則氏との初コラボ作品もあり。
 
最後の赤いコートの背面ディティールがわたし好みでときめきました。もし覚えてたら見てみてくださいな。
 
SECTION Bはアート色強め。
人が着る洋服の展示と言うよりも、三宅一生のそれを纏ったボディがアートとして展示物になっているような。
プラスティック・ボディシリーズと言うそうです。
ちゃんと説明読めばよかったなって後悔中。笑
 

一枚の布にここまでするか? SECTION Cの見所

SECTION Cは広々とした部屋の中に、所狭しと展示物が並んでいました。順路なんかないよ、自由に見ていいんだ!
特に印象に残ったものの感想を少し。

プリーツ

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イッセイミヤケの服に特徴的な全面プリーツ。
この展覧会に来るまで知らなかったのですが、"PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE" としてブランド化されているんですね。すごいや。
プリーツが先ではなく、服のかたちを作ったあとにプリーツマシーンにかけるようです。
 
この展覧会では、1日3回プリーツマシーンの実演があります。超原始的なデカい機械で布に細かいプリーツを施していく様子が見られました。
すごく地道で時間のかかる作業だな、って思いました(小並感)。
作りたてのプリーツの入った生地のお触りもOKです。笑
 
よく見ると、展覧会のスタッフさんの制服もシルエットがとっても洒落ていて、プリーツも入っていました。ご覧あれ。

プラモデルデニム!?

ISSEY MIYAKE - APOC Galaxy from Trillium Studios on Vimeo.

 "A-POC GALAXY"シリーズ。デニム生地やニット生地のロールに切り取り線が入っていて、1着分の1枚の布を切って纏うだけ、または切って縫うだけで服になるシリーズがありました。

ほつれないような生地でできているので、お手本通りだけではなく、自分の好きな場所で切ってオリジナルの服も作れます。
連続性、量産性をこんなにプレミアムな感じに見せられる人はそんなにいないだろうなーって思う。
いわたくんは「プラモデルみたいですねー」と言いながらデニムに食いついてました。

折り紙の服


Issey Miyake Origami Fold 132 5 Eco-Fashion line Reality Lab

度肝を抜かれた数々の"132.5 ISSEY MIYAKE" シリーズ。三宅一生とReality Lab.チームが共同で取り組んでいます。
一枚の布を折り紙のように折って、色を塗って、展開して着ると独特なシルエットと配色の洋服になっているというもの。
昨年の服も展示されています。工学をからめたような、新しい服。
ここらへんになると「面白い」「すげえ」「やばい」「どうなってんだ」「うわあああ(感動)」みたいなブロガーにあるまじき?ボキャ貧感想しか出てこないんですよね。笑
 
SECTION Cを一通り見て、一枚布ってこんなにできるの!?
と言うか、一枚の布に対してここまでする!?って驚きました。
 
今までは一枚の布から服を作ってますと聞いても、だからなんやねんとしか思ってませんでした。
個人的にも異素材や多色を使って足し算足し算をした服を見ている方が好きだし、なんでわざわざ一枚にこだわるの?って。実際にそのレベルのデザインしかできない三宅一生フォロワーのデザイナーもいるでしょうし。
この展覧会を2時間かけて見て、一枚の布で表現することへの印象は180°変わった気がします。当時の三宅一生コレクションがきっとそうだったように、先週のわたしにとっても革新の連続でした。
ただシンプル、引き算なんじゃなくて、華のある立体的な表現ができる。多様性もオリジナリティも充分すぎるほどに与えられるんですね。
 
美術館でのファッション展って、ファッションショーのウォーキング映像やスナップだけでは見抜けないその服やデザイナーの価値を学べる良いものだなって思います。
身に纏うものっていう身近な大前提があるからか、興味をそそるし、やたら問題提起をするような現代アートよりも自分にすっと入りやすいのです。
 

会期は6月13日まで!

 

MIYAKE ISSEY展の会期は6月13日(月)まで。
映像作品は総スルーして、所要時間2時間ちょいでした。
火曜日は休館。金曜日は夜まで開館しています(〜20:00)。
素材やディティールを見ないと面白さ半減なので、空いてる平日に行くのが良いですよー!
 
国立新美術館から徒歩圏内の乃木坂・六本木エリアには東京ミッドタウンや六本木ヒルズがあって、もうちょっと行くと東京タワーもあります。反対側にお散歩すると表参道に。
美術館内にもカフェや大きなミュージアムショップがあるので、昼間の健全な笑、小洒落たデートに良いんじゃないでしょうか。
もちろん、1人でじっくりでも!
私は来月2回目に行ってきます!
ちょっとでも興味があるのなら、足を運ぶことをオススメします( ´ ▽ ` )ノ
 
Cyndi.