読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

CindⅢ site

うつ病ADHDフリーライターのクズがクズに寄り添い生きづらい世の中をなんとか生き抜いていくためのブログ

GLIM SPANKY『NEXT ONE』ツアーファイナル@新木場を終えて

音楽

スポンサーリンク

実は結構音楽好きなシンディです。10年来の友人、ボーカル松尾レミ(@remimatsuo)率いるGLIM SPANKYのライブに行ってきました。

ニューアルバム『NEXT ONE』のリリースツアーで全国13カ所を回っていて……そのファイナルがここ、

f:id:cindIII:20161102072346j:image

新木場 STUDIO COAST!

結論から言うと最高のライブでした。

その前に、少しわたしとレミ、そしてGLIM SPANKYの話をさせてください。

 

松尾レミとの出会い

わたしたちはかれこれ出会って10年。

最初はインターネットでした。わたしは東京、彼女は長野。お互い中学3年生でした。そう、同い年なんです。

当時流行りの邦楽ロックの話をしたり(わたしはTRICERATOPSが当時から好きだったし、レミはBUMP OF CHICKENが大好きでした)、架空の遠距離バンドを組んで自己満のネットラジオ配信とかしてました。笑

メールアドレスを交換して、わたしたちは高校に進学。

いつのまにか閃光ライオット2009ファイナリストに

レミと架空のバンドを組んでいたのでベースを所持してはいたものの笑、わたしは軽音部には属さず演劇に没頭していました。

一方で軽音部の奴らとつるんでいて、「こいつら上手いのに、オリジナル曲もっと作らないのかな」と思ってたり。

そんな時に、久しぶりにレミからメールが来たのです。

閃光ライオット2009のファイナリストになりました、と。

わたしとGLIM SPANKYの出会いは、高校3年生でした。

早速帰宅後YouTubeで『焦燥』を聴いてビックリ。同い年で、こんなにかっこいい初期衝動と葛藤にまみれたロックを奏でられる女の子が、こんなに身近にいたんだと。

"おい、お前、こんなんでいいのかよ!停滞してないか!?"と、お尻をひっぱたかれた気分でした。

確信しました。このバンドはブレイクする、と。

都内の小さなライブハウスで、初対面

メンバーが脱退し、亀本くんと2人になってしまったGLIM SPANKY。


GLIM SPANKY と 挫・人間

▲この動画の0:57~4:47あたりがGLIM SPANKYです。

脱退は仕方ないな、このままフェードアウトするのかなぁと内心思っていたのも事実ですし、わたしはわたしでベースを手放していました。笑

そんな中、予定が合ったので都内某ライブハウス(ちっちゃい)でGLIM SPANKYのライブを観ることに。

お客さんは全体通してまばら。わたしも座って見てたんじゃなかったかな。

出番が終わって物販に出てきたレミは、わたしだよ、と言うと、きゃーーっ!!と飛び跳ねて喜んでくれました(ステージ上じゃスカした感じ出してるのに笑)。確か亀本くんに無理矢理携帯を渡してツーショットを撮ってもらいました。

ダミーロックとブルースのデモ盤を買ったのもその日。レミの手描きのアートワークが可愛い。今でもわたしの宝物です。

その時の会話。

シンディ「あの曲(焦燥)はもうやらないの?」

レミ「んー、やらない。こういうの(ダミーロックとブルース)をやっていきたい」

残念でした。確かに焦燥はこの日のセットリストからは浮いていたけど、とにかく名曲だったので。

わたしたちの初対面は、たったこれだけでした。そして、これからわたしはレミのことをずっと1人の観客として追いかけることになります。

関係者ではなく、一般で。

ツーショット写真は、どこかに消えてしまいました。

(でもレミ、今でもたまにInstagramで「いいね!」してくれるんです。可愛いでしょ)

 

GLIM SPANKYの大ブレイク

f:id:cindIII:20161102073251j:image

GLIM SPANKYは、驚くような速さで階段をトントントンッと上っていきました。

わたしも、できる限り応援しました。

CDを出して、インディーデビューをして、あの人と対バンをして、あの人にお気に入りのバンドだって紹介されて、いつの間にやらメジャーデビュー。

タイアップ、書き下ろしの連続。

サイン会なんかやっちゃったりして。


GLIM SPANKY - 焦燥

あんなに渋い顔をしていたのに『焦燥』も大人アレンジになってしれっと復活。笑

好きなバンドがメジャーデビュー後即解散したこともあって、すごく心配でした。

書き下ろしも、前より少しポップな路線も、『焦燥』も、全部大人にやらされてるんじゃないかって。

でも、全然そんなことなかったみたい。

わたしたちはやりたいことしかやらないんだと、レミは昨年5月・東京キネマ倶楽部で行われたワンマンライブのMCで、そう言いました。

そしてそれは、きっとその通りです。

 

NEXT ONE ツアーファイナル@新木場

f:id:cindIII:20161102072418j:image

ようやく10月30日の話になります。笑

GLIM SPANKYオフィシャル顔T(完売☆)を着ていざ新木場へ。

開演ギリギリに会場に駆け込んだので、ステージはあまり良く見えませんでした。

息つく間もなく鳴る轟音。

f:id:cindIII:20161102075502j:plain

引用:ロゴタオル | GLIM SPANKY

ステージの背には波打つGLIM SPANKYロゴがでっかく掲げられていて(画像参照)、でっかいバンドになったんだな、と感じました。

会場の一体感に心が震えた

ステージが良く見えないものですから、客席を見回してみました。

ワンピースの映画のタイアップ効果か、近くに小学生くらいの男の子を連れた親子も。

レミ(や、わたし)より少し若いくらいの男の子が、目をキラキラさせていたり。

ああ、わたしの知らない人がこんなにたくさんいる。あの日GLIM SPANKYなんて知らなかった人が、こんなに笑顔で、拳を上げて、一緒に歌って、この場を楽しんでる。

トレードマークだった黒髪ぱっつんロングの全身黒い服装をやめて、赤髪センターパートにおしゃれワンピースが定番になったレミは、多分もっと楽しんでる。

それが嬉しくて、エネルギーがぼこぼこと自分の中から湧いてきて、涙が出そうでした。

いきなりキラーチューン連続のセトリに会場も大盛り上がり。


GLIM SPANKY ‐ 「褒めろよ」MUSIC VIDEO

初めて聴いた時には「何これ、このパートダサい笑」と思った『褒めろよ』のおーっおっおおっおおっおーも笑、会場がひとつになって歌うと、なんとまぁ元気の出ることやら。

小さなスカスカのライブハウスでお客さんが数人だったころを観ていたのに、たった数年で彼らはこんなに遠くなって、手が届かなくなって、ステージすらろくに見えない。もはやGLIM SPANKYを1番楽しみにしてるのは、最近のGLIM SPANKYしか知らない人なのかもしれない。

それが嬉しくて仕方なかった。

可愛さに甘えない女声のロックンロール

松尾レミの歌声は、ハスキーです。可愛くはないです笑。逆に言えば、彼女は自らの持つ可愛さに、女という性に、一度も甘えたことがありません。

最近の曲では喉を壊しそうな歌い方は控えているものの、気持ちのこもった嗄れた歌声は、変わらずGLIM SPANKYの武器です。

全体的に、彼らのバックグラウンドに特にカントリーの要素を感じました。それに少し重たいロック。亀本くんのルーツかな。

キーボードが入ったって、全然軽くなんかない。

かっこよかった。すごく。

大人になったら分かるのかい?

GLIM SPANKYの中で1番好きな曲は『焦燥』なのですが、2番目は『大人になったら』。

エモいバラードです。これが名曲。

生で聴くと、胸ぐらをつかまれたような気持ちになります。涼しい顔で。


GLIM SPANKY - 大人になったら

悟ったようで、納得いかない。やってやりたいけど、これは僕が子供だからだろうか。

大人になったら分かるのかい?

大人になったら分かるのかい?

そんな問いかけを繰り返す彼女たち。きっと、それはわたしにも死ぬまで分からない。

 

GLIM SPANKYはワイルド・サイドを行く

レミは、わたしたちは世界へ行くと言いました。行くでしょう。世界へ。

ああ、こんなロックは知らない、要らない、聴かない君へ、レミとGLIM SPANKYはロックを届けに行かねばならないのです。

最後にみんなで写真を撮りました。

確信しました。このバンドはもっともっとブレイクする、と。

 

セットリスト

  1. NEXT ONE
  2. 焦燥
  3. 褒めろよ
  4. ダミーロックとブルース
  5. 闇に目を凝らせば
  6. NIGHT LAN DOT
  7. grand port
  8. 時代のヒーロー
  9. いざメキシコへ
  10. 風に唄えば
  11. 話をしよう
  12. BOYS & GIRLS
  13. 怒りをくれよ
  14. Gypsy
  15. 大人になったら
  16. ワイルド・サイドを行け
  17. リアル鬼ごっこ(アンコール)

 

GLIM SPANKYのもう1つの魅力、アートワーク

f:id:cindIII:20161102070009j:image

▲愛用しているレコードバッグ

もうひとつだけお話をさせてください。

レミは昔っから頭一つ抜けて絵が上手い子でした。

大学はデザイン学科的なのに通っていて(中退したけど笑)、GLIM SPANKYのアートワークも彼女がずっと手掛けてきました。

f:id:cindIII:20161102065902j:image

最近は松尾レミ&亀本寛貴!ってのを出すパッケージも多いけど、どこかやっぱりこだわりを感じます。

とにかくセンスがよくておしゃれなんだよね。

f:id:cindIII:20161102072256j:image

今回もアンコールでメンバーが来ていた黒Tが可愛くて、買うつもりなかったのに買っちゃいました。

まぁ、いいライブ観せてもらったお礼にね。

アートワークに凝ったGLIM SPANKYのCDはAmazonや楽天でも買えます。

良かったらひとつ、レミの作品を手にとってみたください。

データもいいけど、CDもね。

 

Cyndi.