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CindⅢ site

うつ病ADHDフリーライターのクズがクズに寄り添い生きづらい世の中をなんとか生き抜いていくためのブログ

高卒認定と、1年遅れの大学生活のはなし

オピニオンもどき

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今更なのだけれど、
高認と大学の話をします。
 

 

経歴

わたしは定時制高校に4年間通ったあと、在学中に取得していた高卒認定(高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定):文部科学省)を通して大学に入学した。そして1年間は両方に通って、大学1年生の終わる春に高校を5年かけて卒業したんだ。
いわゆるダブルスクール。しかも大学と高校の。
 
履歴書はハチャメチャだよ。休学、退学、していない。そういった要素が一切ないのに、いわゆる空白期間もない(むしろ詰まってる)のに、突っ込みどころばかりあるんだ。
 
第一志望の大学(=母校)は、一般でもセンターでも入れるか入れないかくらいの大学だったから、もうちょっと勉強しなきゃいけなかった。だから途中で高校に行くのをやめた。そして受験勉強に専念した。
わたしは自分が学校に通うのが下手くそな人間だと分かっていたから、高3の夏に高認を取っていたんだよ。これについては後述するね。
とにかく、大学に入るために高校に行くのをやめた。物凄い自主休講である。
たまたま高校と大学が徒歩30分程度、バスが大学前←→高校前と1本であったので、第一志望に合格すれば、ダブルスクールがしやすい環境があった。それをちゃんと分かっていた。だから盛大な自主休講ができたんだ。
 
そしてそれを、受験へのモチベーションにしていた。
 
 

高校生が高認(旧大検)をとるということ

一言で言うよ。ものすごくこれはオススメ。

なぜなら、高認を持っていれば高校の卒業見込みが立たなくても確実に入試を受ける権利が手に入るから。

これがどれだけすごいことか、わかる?

全日制高校に通っていて高校が嫌になった人や、何かやらかして成績の悪い人、体調が悪かったり色々あってお休みの多い人、生徒の卒業率の低い定時制・通信制に通っている人、とりあえず高認取ったほうがいい。自分に高校の卒業見込みが立つ保証なんかない。

全体の合格率は3〜4割と低い。ビビるよね。でも、それは中卒から高卒に自分の実質最終学歴を上げることを目的としてギリギリのところで勉強している人たち等も母数に含まれているからなんだ。勉強する暇なんて全然なく、朝から晩まで働いているひともたくさんいるだろう。

だけど高校生は時間がある。だから高認の勉強は社会人よりやりやすい。

高校で単位をとっていれば科目の免除がきくし、何より今、若い今、リアルタイムに本業として今のカリキュラムを学んでいる、高認合格への道を考えればこれ以上ないくらい良い時期と環境にいるんだよ。全科目免除の対象だったら、どれでも好きな科目をひとつだけ受けて合格すれば高認合格だよ。

英語とかにしておけば、入試を考えている高校生にとっては楽勝だったりする。

わたしは半分くらい免除がきいたから、触れたことも興味もまるでなかった歴史の科目でも1発で合格できるくらいには有利だったよ。

また、大学から卒業証明をもってこいと言われることもない。高認の証明を予め多めに申請しといて、必要になったらそれを提出すればいい。郵送でOKだよ。

きちんと封筒に入れて送ってくれる。それも楽だった。

 

人生何があるか分からない

ありきたりなことを見出しにしてしまった。
人生は何があるか分からない、これは、事実だ。
怪我をしたり、病気をしたり、それで後ちょっとだったところでリタイアする羽目になったら嫌ではない?保険金をもらったって、時間は帰ってこないんだよ。
怪我や病気が治ったとき、もう大丈夫なのに、はい、卒業見込みが立ちません、受験できませんと言われて、あなたはハイそうですねと諦められる?諦められるひとは、自分を過小評価しているから改めた方がいい。
高校に入れて、少し続けられたというなら、それなりの力はあるんだよ。
もちろん、在学中にとくべつな事情があった人はべつだよ。

受験料はかかる。でも、全科目でも1万円はかからない(高校にいてかかるお金とくらべたら、どう?大したことないでしょ?)。

もしかしたら周りの人の失礼にあたるかもしれないけれど、高卒認定試験の会場に行って、高認を受ける人々、高認試験の雰囲気を知るというのもあなたの財産にきっとなる。世の中には色んな人がいるんだ、高校なんて本当に狭い世界でしかないんだ。

それに、あなたが将来高卒認定を視野に入れている人を大切な人とした時に、同じ目線で、近い目線で、考えられるようになるよ。

 

実質浪人でも全然いけた

そうしてわたしは高認を経由して大学に入学した。
わたしの大学は、頭の良さはそこそこだ。
 
内部進学の人もけっこういて、ここを第一志望にしている人もいれば、
国公立に落ちてやってきたひと、上位私立に落ちてやってきたひともいる。
第一志望の中でも、指定校推薦や自己推薦も勿論いる。
大切なのは話しててどう思うかとかであって、ここに来るまでの道程は関係なく、どんな人とも仲良くしたいと思った。
 

年下が圧倒的に多かったから可愛くて仕方なかった。そう、わたしは1年遅れだ。早生まれだし、定時に通ってたから4年なんです〜という簡単な言い訳もできたから心理的にも抵抗や面倒臭さはなかった。同時に、私以外の全員が高校を卒業していたということがオリエンで発覚したから、全員を素直に尊敬した。

同名で漢字まで同じ子がいたから、「名前+さん」で呼ばれることが多かったのだけど、そこは女子大だ。お嬢様文化だと思えば抵抗はなかったし、私も結構な数の友人を今でも「名前+さん」で呼んでいる。

あ、もちろん呼び捨てにされることもある(それはそれで嬉しい)。

あと、私は浪人していないけどやっぱり1年遅れで、それを面白がっていたから、浪人をオープンにしていた子と結託して浪人の会を結成したりした。
だいたいそういう子ってうちの学校は第一志望じゃない。それでも人と仲良くできたら、遅れたって、第一志望じゃなくたって、今ここに来てよかったって理由がひとつ増えるじゃないか。
 
うちの学校、というか学科はとても狭くて密度が高くて、理系だから実験もあるし、化学が得意なやつと生物が得意なやつはお互い教えあえるし、とにかく絶対できるだけ皆で仲良くしてたほうが「良い」だけではなく「得」なのだ。
 
結局、1年生のときから既に仲良しだった子とは比較的深めに仲が続いていることが多い。
全員ひとつ年下だ。わたしを名前にさん付けで呼ぶ人の方が多いよ。
でもそれは区別の一環であり、もはや良い意味で敬称ではない。
 
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1年もすればそれは日常になり、いろんなことを気にしていた人もだんだん気にしなくなってくる。
他に話題ができて、大学に入る前のことが話題にならなくなるのも要因だ。
成人式なんかは早く迎えるから、友達に振袖写真を見せろ見せろと寄ってたかられるけど、それって悪い気分はしないし、逆に翌年はみんなかわいい。
 

単位と卒業

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高校では単位が全然取れなかったのに、大学ではフルではないけどたくさん単位が取れたよ。成績もそこそこだった。3年の終わりでは、103名中、33位の成績だったらしい。
本当にやりたい勉強を大学でやっていたから、(朝起きられないことと、たまにくる不調の波と、体力を持ってかれるアルバイト、家族との共同生活、それら以外は辛くなかった。結構あるね。笑)高校は授業を楽しみに行ってなかったけれど、大学は楽しみだった。
大学の授業に出席しなきゃならん理由は他にもあった。
口頭でしゃべる先生が多いからリカバリがきかないし、周りにも真面目な子が多かったし、どうせ実験あるから行くし、うちの大学は少人数授業が多くて大体の先生が出席を紙の質問票でとっていたから代返がきかなかった。
 
それに、何より研究室配属に成績が直結していた。
 
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研究室には同い年の先輩がいる。いた。
でも、4年目にもなれば、自分が1年若返ったつもりでいるし、先輩の卒論を読むと尊敬しかできなくて、まるで自分が赤ちゃんかのような気分になる。
わたしはずっと敬語をふつうに使っていたよ。先輩も、わたしを後輩の4年ちゃん、として見ていた。
 
要するに、何ひとつ問題なかった。
 
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あ、就活にはだいぶ苦労したよ。履歴書も突っ込まれたしね。
私は年上なのに年下の人に負けて内定をもらえなかった、こんな私が内定もらえんのかってすごく悩んだ。
でも外資系の製薬会社が、1対1の面接で、初っ端
基本的にはこのような学歴を持っている人のことは評価している
と言ってくれた。気にしていないと言ってくれた。なんやかんやでご縁はなかったけれど、幸せなきもちになったよ。そういうこともある。
今の会社は逆に、なーんにも気にしてない。学歴だけで言えば、役員含めて私が社内で1番の高学歴だ。
 
とにかく、しっかり準備をして、でも生き急がないことで、わたしは最高の学生生活を送ることができた。
 

気にしないでいい

いいのさ。いいのさ。気にしなくても。

学歴、遅れ、ここらへんはどうにでもなってしまう。今の時代にそれだけで人を切るようなところなんか後で潰れるんじゃないだろうか。

というか、そんなところは潰しておいたほうが身のためだ。だからそれくらい、大きくなろうと思うし、そう言いたいんだ。

きっとこれからわたしはまた、社会の壁にぶちあたる。

学生気分でいるなって社会人は良く言うよね、でもね、学生時代に得たものがわたしは自分でケタ違いにすごいものだと思ってる。

災害ボランティアも、海外留学もしてないけれどね。絶対社会でも活きるよ。活かしてみせる。意識は社会人にします。

でも、学生時代に得たことは、わたしは忘れません。

 

なーんちゃってね

 

Cyndi.