読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

CindⅢ site

うつ病ADHDフリーライターのクズがクズに寄り添い生きづらい世の中をなんとか生き抜いていくためのブログ

昔話、幼少期、死の世界と書いた

雑談

スポンサーリンク

年末の大掃除が終わっていなかった部分を、せっかくなので掃除した。

床のカーペットをひたすらコロコロしてごろ寝したら、小学生のころから使っている学習机の裏に、ぐちゃぐちゃの落書きと一緒に「死の世界」とふにゃふにゃの字で書いてあった。

おそらく小1か小2ごろかと思う。

 

中二病の早期発症であれば何ら問題はないけれど、どうにも私には、昔の私の絶望が透けて見えるようでならない。

 

私は転勤族で、小学校に入学した時は福岡県北九州市に住んでいた。

この時期は殆ど良い思い出はなくて、でも自分では今つまらないとか楽しいとかそういうのもあまり分からなかった。

幼稚園に行けば幼稚園児の役をしていた。

小学校に行けば小学生の役をしていた。

それと同時に嫌いなことはやりたくなかった。

幼稚園とか小学校での楽しい過ごし方ってものを当時は何も知らなかった。

それじゃ死の世界を見たって仕方ないよな、と思う。

 

幼稚園はもう1つ、北九州に引っ越す前にも通っていたけれど、さすがに覚えてない。

北九州の幼稚園はよく覚えてる。

 

私はおままごとをやったことがなかった。

絵を描いたり、パズルをやったり、人形で遊ぶのが好きで、自分が演じることは好きではなかったみたいだった。

(大好きなセーラームーンの変身セットとかも興味なかったみたい)

でもおままごとをやらされた。

放課後(?)何かで残っていて、先生もおらず、苦手な女の子だけがそこにいた。

その女の子2人は私におままごとを強いたけど、私は分からないし、面白くもないし、何もしゃべることができなかった。

そしたら、彼女らはテストをすると言ってきた。

あなたはお客さん役で、何かしゃべってごらんなさい。と。

 

二言だけしゃべった。

彼女らは一言目に×印をつけて、二言目には△印をつけた。

 

「0点やな」

あっそう。

「せめて1点はとってほしかったな」

知らんし。

「えっ違うよ、ここ△だから5点だよ!」

「そうやな、5点やな。あ~6点はとってほしかったな」

打ち合わせ不足かよ。ださ。っていうか矛盾してるし。

 

こんなやつらにこんなテストをさせられて下に見られている、と感じた。苦笑いしかしなかった。

 

小学校もひどいもんだった。

やたらと口の悪い女の子にターゲットにされて、ずっと悪口を言われていた。目のクリクリした可愛い子だった。

でもその子はノーパンで、スカートのときも平気でしゃがむ。その子がほかの子としゃべっているときに私が性器をガン見しても全然気にしない。まるで気付いていないみたいに。だからこの子は人に悪口を言ってはいけないってことも知らないんだなと思った。

そして私はずっと、どういう風にすればいいのか分からない小学生役をなんとなく、楽しくないけどやっていた。

いないと知っていたサンタさんもいると思ってる体裁で。

無口で物静かとみなされる生徒はよく図書室にいるから、私も図書室に行った。

自我がまだ芽生えてなくて、行動はすべて無意識下だった。

小学生は小学校に行くものだから行っていた。ちっとも楽しくなかった。同級生とは遊ばなかった。

習い事のエアロビクスは楽しくやってて、九州大会で5位になれたけど。

 

あるとき、たぶん小2。

部屋の廊下の照明を見たときに、アイデンティティに襲われた。

波のようにやってきて、魂が吹き込まれるように、すっと 私はこういう名前を持った、人間なんだと気付いた。

不思議な感覚だったけど、その日からほんの少しだけ世界が違ってみえたことは覚えている。

 

結局長々と昔話をしてしまったけれど、この落書きは、そのアイデンティティの波の後じゃないかって、思う。

自分がいま楽しくないってことに、つまらない人生だってことに気付いたあと。

机の中は景色も変わらない。

そして話したことはない同級生だかなんだかが死んで、学校全体の集会で黙とうをさせられたことも記憶に新しかった。 

なんとなくリンクさせてしまったのかもしれない。何もかもに絶望した時期があったのはうっすらとおぼえている。

 

当時の私には、どんなものが死の世界に見えていたんだろうか。

そこに行きたかったんだろうか。

辛かったのか、悟っていたのか。

 

そんな深刻じゃないかもしれない。

親と喧嘩したとか。

 

でも、私は昔じぶんが書いたこれを見て、ひどく心が痛んで、居ても立っても居られなくなってしまって、こんなはなしをしてしまいました。

 

この机とも春でお別れなのです。

 

f:id:cindIII:20150129104849j:plain
 

 

 

 

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 (幻冬舎文庫)

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 (幻冬舎文庫)

 

 

 

 Cyndi.